■ライター尾之上の視点〜だいBかい〜■ |
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「あぁ、どうも尾之上さんっていうかあんたウチのHPチェックしてないでしょう。あんたのくだらねぇ連載はとっくに始まってるんですからね、さっさと続きを寄越しなさいよ」
「僕、今ですね…引越しの準備とか色々あって」
「あんたのパーソナルな情報なんて、誰も一切の興味はありませんよ(はぁと)」
悔しいのでかんたかさんの性癖を吐露してやるぜ、ざまみろ、この、おっぱい好きめ! ちくしょう、異論はない!
ということで、こんにちは。尾之上です。
(※前回のあらすじ:池袋のファミレスで、隣の女子高生にドン引きされつつ卑猥な話に明け暮れた)
そして数日後、ストーリーのプロットを持参した尾之上。キャライメージラフをお持ちくださったかんたか氏は(確か)、前回の反省を踏まえて池袋のファミレスで合流。羞恥プレイ好きの二十代後半二人。日本の未来が心配です。
「プロットに関しては大体、今ので大丈夫やと思います。尾之上さんから何かあります?」
「いくつか気になることがあってー」
「はぁ、何でしょう」
「しっぽ生えてますけど、この場合人種としては何になるわけですか」
「エルフです」
「え? っと…あの、僕のイメージだと「ガウガウ」的な喋り方になるわけでして」
「エルフです」
「そういえばエルフでしたね」
最終的な確認も無事に終わり、いよいよ作業開始です。最初の方はいつもドキドキです。まして今回は、かんたか氏が異常なこだわ…もとい、情熱を注ぐ、氏の初・企画原案作品です。イメージ通りに描けるかしら。
ドキドキです。
割と簡単に掴めました。
キャラは、いい具合に動いてると思うんですが…どうでしょう? 尾之上はなまじっか動かしやすいキャラを掴むと暴走するきらいがあります。
ドキドキしながらの初回提出後、間もなくメールが返信されてきます。
「○○○に関しては斉藤○和ボイスという解釈の仕方でいいですね? それで、俺は救われますね」
何か、色々な葛藤があったようなので「はい」と答えておきました。問題なくてよかった。
それからはごりごり執筆。
終了。
ゲームの製作作業というのは、スタート段階で大抵が決まっているということですね。後からドタバタする方が不自然なのです。
普通にスムーズにいってよかったですね。
…辛いことは思い出さない主義なんです。
「ということで、お疲れ様でした。今回はなかなか楽しい仕事でした」
「…自分はこれから原画ですわ」
がんばれ。ということで、お疲れ様でした。
ハーレム☆パーティ間もなく発売です。 |
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