「罪囚_TheSiN_」に登場するキャラクターなどの世界観の説明です。 |
「罪囚_TheSiN_」に関連する素材がダウンロード可能。 |
Tactics新作ソフト「罪囚_TheSiN_」紹介ページがパワーアップ!「暁市ONLINE」として帰ってきました。出来る限り頻繁に更新しようと思いますので、皆様どうか一つ応援の方をよろしくお願い致します(笑) |
「罪囚_The SiN_」
2003年9月26日発売予定
Windows98/2000/Me/XP
女性のみフルボイス
PentiumMMX 233MHz以上
PentiumU400MHz以上推奨
メモリ 64MB 以上推奨
VGA VRAM4M 以上推奨
サウンド DirectSound 対応
通販予約開始!
− 企画 −
Tactics
− 原画 −
美和美和
− ディレクター −
SAY/下地 和彦
|
(c) Tactics 2003
|
▼ 「罪囚_TheSiN_」とはどういうゲームなのか?
「罪囚_TheSiN_」(以下罪囚)は、言ってしまえばオーソドックスなAVGであると言えます。システム面での特殊な部分は特にありません。逆にいえば、それだけ純粋にシナリオを楽しむことが出来るゲームであると言えるでしょう。しかし、特殊な部分が無いのはシステム面だけです。CGなどの素材演出面では、Tactics史上、今だかつて無いクオリティでお届け致します。 |
|
原画・キャラクターデザインは、雑誌でのイラストレーションなどでお馴染みの美和美和(みわよしかず)氏が担当。氏の描く繊細で美麗な絵は、ゲームのCGクオリティを十二分に昇華させています。製品用のパッケージ絵などは氏の書き下ろしでさらにご自身で着色もしていただいております。
シナリオ担当はTacticsのゲームでお馴染みのSAY氏。音楽はBaseSon「ONE2〜永遠の約束〜」音楽担当の下地和彦氏が全てを担当しています。 |
|
豪華な顔ぶれでお送りする「罪囚_TheSiN_」。
現在誠意製作中!!!
▼ 「罪囚_TheSiN_」の世界
「罪囚」は、先進復興都市「暁市」を舞台とし、一人の青年の心の成長を綴ったアドベンチャーゲームです。いつもと変わらない「日常」を送っていた青年──「上條 玲(かみじょう あきら)」の前に現れた異形の者。そこから彼の人生は「非日常」なものへと変化していきます。そこで出会う新たな仲間達。会合・・・そして・・・。 |
|
最新情報の方にも書きましたが、「罪囚」の体験版の製作が決定致しましたので、そちらのほうを是非ともプレイして頂いて、ユーザーの皆様ご自身の肌で感じ取っていただけたら幸いです。(体験版の製作日程につきましては、最新情報の項目の方で追ってお知らせ致します) |
|
▼ キャラクター紹介
上條 彩 (CV 乃田あす実)
主人公、玲の妹。明るく淡いグリーンの髪と白皙の肌は天性のもので、いわゆるアルビノ。それが理由で幼い頃に苛められ、常に庇ってくれていた玲に強い依存心を抱いているが、本人は隠しているつもり。両親は既に亡く、父方の叔父の元で玲と共に生活している。玲とは二歳違いだが、玲は小学校時代に一年間事故で休学しており、学年差は一つ。
「後悔してないよ……。ううん、後悔するような事じゃないよね。私は、しっかりと受け止めてるよ」 |
|
|
沖津 凪 (CV 岬友美)
異形の者達に襲われた玲達の周辺に現れた少女。そのため、関係者なのだと玲に疑われる事になる。玲達の通う大黒暁学園に近いお嬢様学校の制服を着ているが、平日日中に見かけることから、素行はあまりよろしくない。冷静沈着――と言うよりはドライすぎる性格で、突き放したような人付き合いをする点では玲によく似ている。
「……あなた、深入りはしない方がいいわ」 |
進藤 真由紀 (CV 春瀬みき)
玲の1学年先輩で、美術部の部長。まじめに部活をしない玲達が当面の心配要素。というのは表向きで、一番の心配要素は自分の恋愛。常に彩がべったりしている玲への気持ちを、隠せなくなってきている。その反面、彩に対する対抗心――と言うよりは嫉妬――も強さを増し、それがまた、恋心を激しく燻らせる要因になっている。玲が事故で休学するまでの間、彼女は同じクラスで、彼に対し淡い恋心を抱いていた。
「あ、あのっ、ね! ほ、ホテル行きませんかっ!?」 |
|
|
草壁 紫 (CV 榎津まお)
玲のクラスの担任が出産のために急に長期休暇を取り、その間の変わりとして赴任してきた女教師。しかも、美術部の顧問まで彼女は担当する事になっていた。何かにつけ、含んだ物言いをする事が多く、謎の多さを自分で演出して見せているのが玲にとっては癪に障りながらも、どこか信頼を置いてしまう存在。
「いくらあたしでも、セックスを勧めたりはしないわ」 |
臣 温美 (CV 北都南)
(ゲストデザイン:娘太丸)
彩のクラスメートで、アルビノである彩にも、突き放した人付き合いしかしない玲にも臆することなく笑顔で接してくる数少ない人間の内の一人。その行動力から新聞部期待の1年生であるが、やる気が空回りする事も多く、彼女の持つカメラを向けられた学生は戦慄におののくという。
「うにゃーっ!? そこになおれいっ!! そのねじくれ曲がった性格、板金みたく真っ直ぐにしたるぅっ!!」 |
|
|
カサッカ (CV 鮎川ひなた)
(ゲストデザイン:BLADE)
なぜか上條家に居着いた異形の者の少女で、シッポは本物。左右の瞳の色が違うヘテロクロミアである。前日に見たテレビや読んだ漫画の話し言葉が移りやすく、その日ごとに方言だったり郭言葉だったり男言葉だったり無茶苦茶であるが、元々は『ボク』らしい。
「スプーン? ああ、せやったせやった! 今は犬ちゃうんやったわ」 |
▼ サンプルシナリオ
こちらでは、サンプルCGを実際のシナリオつきでご覧いただけます。7月25日の更新で音声がつきました! |
|
彩がねだるような甘ったるい声を出す。
どう感想を言えっていうんだ?
似合ってない……とは思わない。
思わないが、そう口にしていいのか判断に困る。
少なくとも、この服を選んだ本人よりは似合っているのだろうな。
温美「ふっふっふ……。この温美ちゃんの見立てに間違いはないのよっ!」 |
俺が彩から視線を逸らさなかったのを、温美は都合良く解釈してくれた。
俺が肯定するのをありありと期待している声。
玲「……」
温美「かーっ! ホンットにこういう時に喋りませんよねぇ、先輩って。女の子にはお世辞でも褒めてあげなくちゃダメですよ、男の人は!」 |
|
|
真由紀「やめっ……はぅっ、んんっ……あはぁっ……」 |
大きめの眼鏡の奥の瞳には、意志の光が宿ったままだ。
それが、余計に彼女の理性に負担をかけていた。
わずかに開いたドアから入ってくる廊下の明かりが、彼女のシルエットを浮かび上がらせている。
はだけられた胸元からは豊満な乳房が絞り出されるように晒され、白い肌を汗に艶めかしく濡らしていた。
???「ふふふ、聞いてはいけなかったんですよ、貴女はね」
真由紀「わ、忘れ……ますから……。あぅっ……ひぁあっ!?」 |
顎が仰け反り、その拍子にこぼれた涙が首元の十字架に弾かれては輝く。
幾度となく繰り返され、十字架が乾くことはなかった。
???「いえいえ、忘れることはありませんよ。しっかりと覚えていていただいた上で、取引がしたいだけです」 |
|
???「ぐっ! がっ……はっ!?」
オレンジ色に輝く瞳が見開かれ、ごぼごぼと泡だった血が吐き出される。
化け物の隣に立っていたのは、いつか見た女だった。
聖パウロ学園の制服をなびかせ、その手にした剣を月明かりが照らしていた。
注意深く化け物を見、それから俺に視線を向けた。
その目は俺にとどまらず、彩の方へと向けてからゆっくりと閉じられた。
それだけ言うと、女は背を向けて足早に立ち去った。 |
|
|
|
|